犬の食事の時間は決めた方が良い?

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犬の食事の時間は決めた方が良い?

今回は犬の食事の時間について取り上げたいと思います。

犬の食事の時間はご家庭によって様々だと思いますが、毎日同じ時間に与えていますか?それともバラバラですか?

ちなみに、私は食事の時間を決めていません。

それは時間を決めない方が良い理由があるからです。では、なぜ犬の食事の時間を決めない方が良いのか?について書きたいと思います。



犬の体内時計は人間よりも正確

犬がある程度成長すると、1日2回、朝と夜にご飯をあげるご家庭が多いと思います。

食事の時間帯が近づくと、犬がソワソワして、「ねぇねぇ、そろそろご飯の時間だよね?」と時計が読めるはずもないのに催促されたりしませんか?つまり、犬は時間の概念というものは持っていないけど、体内時計はかなり正確に機能していると思います。


ちなみに私は中型のミックス犬(♂5歳)と暮らしていますが、1日2回の食事時間があります。

ただし、ご飯をあげる時間は毎日バラバラです。


理由はひとつ。【何かあった時のため】です。


例えば、「毎朝7時にご飯をあげる」と決めていたとします。ある日、急に私の具合が悪くなり朝7時に食事を与えられない状況になった時、それを犬に受け入れてもらうことが非常に難しいです。


なぜなら、犬にとって約束の時間にご飯が食べられない理由がわからないからです。



先述したように、動物たちは私たち人間に比べて体内時計がとても正確です。それは日照や温度変化など、私たちより敏感に感じ取れるからという理由もあるのかもしれませんが、私たち人間が気づいていないだけで、犬には食事の時間が近づいてきていることを感じ取れる「きっかけ」があることも考えられます。


例えば、私たちの朝のルーティン、隣の家から聞こえてくる玄関の音、スクールバスや町内放送の音などなど。そういった音も敏感に聞き分け、「そろそろご飯だよね?」と、お約束の流れが出来上がってきます。


そうすると、ここで毎朝7時にもらえるものだと思い込んでいる犬にその時間通りにあげられないと、犬は食事を与えてもらえない理由が分からないので、これは相当なストレスになります。

私たち人間の生活に例えるとわかりやすいかもしれません。

外国へ飛行機をいくつか乗り継いで旅行に行く際に、これまでスケジュール通りに進んでいたのに、突然乗り継ぎ先で自分が乗るはずの飛行機の搭乗開始アナウンスが一向に始まらないとします。機械トラブルで復旧見込みが立たないという理由があっても、言葉や文字が分からない国で起きると、「一体、なにが起こってるの?」と、とてもパニックになりますよね。


「予定通り」や「いつも通り」に物事が進んでいないという状況は結構なストレスを感じます。愛犬がご飯を待っているのにあげられないという罪悪感で、私たち自身にもストレスがかかりますよね。



食事のストレスを最低限に

もう一つ大きな理由があります。

それは、非常事態時です。つまり災害が起きた時の事も想定しておかなければいけません。


私は阪神淡路大震災と東日本大震災という大きな震災を2度経験しましたが、まさに非日常がいきなりやってきます。そして、いつまた揺れが始まるかも分からない状況で生活しなければならず、普段とは全く違う環境下で生活を続けることになります。

それだけでも精神的な苦痛は大きいですが、それに加えて生きるために必要な食事もままならない状況を動物たちに理解してもらうことはできません。

備えはしていても、それを確実に装備して避難できるとは限りません。

そんな時、我々人間のように事態を理解することができない動物たちにさらなるストレスをかけることをなるべく減らしたいと考えています。

そういったこともあり、あまり時間を決めすぎず、少し幅を持たせるように私は意識しています。さらに、いつも私が一方的に食事のタイミングを決めているわけではありません。犬の方からフードスタンドの前に行って「そろそろお腹空いたからご飯食べる~」と言ってくれた時は「じゃあ準備するね!」と食事の準備を始まる時もあります。  

普段から流動的なスケジュールにしておけば、お互いストレスは最小限で済むのではないかなと思います。


※本ブログは、大切な家族が、いつまでも健康でいてほしい。そう願うすべての方にご提案しています。PECOLOのフードスタンドをはじめとするペットグッズのご紹介や、食事に関すること、その他にも暮らしをより豊かにする情報をご紹介しています。個人の考えや、個体差がありますのでご参考程度にご覧ください。

上原 愛裕美 ドッグトレーニングインストラクター D.I.N.G.O.認定インストラクター/A.D.I.C.T PROスペシャリティ(クリッカートレーナー)/FDET(タレント犬評価試験)ジャッジ 人道的かつ科学的なフェアトレーニングをもとに、人も動物も楽しんで取り組めるようなトレーニング手法をご提案している。 https://dingo.gr.jp

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