暑い、、、暑い、、暑い暑い暑い!!!と思っていたら突然涼しくなったり、朝晩は寒いとまで感じるほど(ちょっとわがままかも 笑)気温差があり、なかなか体がついていってませんが、みなさまはいかがお過ごしでしょうか?
我々や犬や猫も体調崩さないように気をつけて過ごしたいですね。
さてさて、個人的にパピーさんのレッスンを請け負うことが最近多くなっていて、特有のかわいさと慌ただしく成長していく姿に元気をもらっているのですが、どのご家庭からも同じようなお悩みをご相談されることが多いので、こちらでも取り上げさせていただこうと思います。
トイレトレーニングをする上で大切なことがいくつかあるのですが、今日はその中の1つを掘り下げていきます!
トイレのお悩みあるある
・トイレシートを敷いているのに全然違う場所でトイレをする
・タオルやマット、ラグなどでする
・シートからはみでる
・シートをおもちゃにする
・隠れてする
などなど、「思っているように成功しない…」というお悩みをたくさん聞きます。
どれも悩ましいですし、なんとかしたいというお悩みです。
いわゆる、<トイレの失敗>ですね。
この「失敗」ですが、誰にとっての失敗でしょうか?
犬目線で失敗を考える
シート以外の所でトイレをしたり、シートを外したりすることを私たちは「失敗」と呼ぶことが多いですね。
では、「成功」を犬たちはそもそも理解しているのか?というのがとても気になります。
犬たちは、トイレシートで排泄するということを知っている状態で生まれてきてはいません。私たち人間も、トイレで用を足すことを生まれた時から知っているのではなく、成長する中でルールを学んでいく過程があるように、犬たちも誕生してからトイレはどこでするものなのかを経験して学んでいきます。
なので、まずトイレの「成功」がどういうことかというのをはじめに伝えられていたかを振り返ってみると、こちらの意図と違うことが伝わっていた可能性や、伝えることをしていなかった可能性もないですか?
そうすると犬の「失敗」ではないのかもしれないですね。
今提供されているものがトイレだとそもそも犬たちは知らないと考えると、納得いく部分もたくさんあると思います。
お迎えする前のトイレのルールは確認しておくべき!
愛犬をお迎えする時に、色々情報を教えてもらうと思います。
親犬のことや、兄弟犬のこと、食べているフードのことや、大まかな性格など、その犬にまつわることをたくさん教えてくれます。
ただ、その中でトイレのルールについての情報が引き継がれるかどうかにバラツキがあるように感じます。
中には細かくどんなシートを使っているのかや、排泄リズムまで細かく伝えてくれる所もあれば、全く引き継ぎがないというお話もよく聞きます。
個人的に、トイレのルールも重要事項だと思っていますので、ぜひ子犬の情報と共に聞いておきたいですね。
足裏感覚はおさえておきたいポイント!
ということで、どんなトイレのルールでこれまで過ごしていたのかを確認した上で、トイレの準備をしておいてあげると、犬たちは混乱しづらくなるでしょう。
ここで、タイトルの〇〇につながるのですが、そもそも子犬たちはトイレをどのように覚えるのかご存知ですか?
成犬になるにつれて変化していくこともありますが、まずは足裏感覚だと言われています。
なので、どんなルールだったかを聞いておく必要があるのですが、「排泄の時に足が乗っていたのは何の上か?」を再現してあげると混乱が少なくなるはずです。
ざっくりですが、おそらくこういったものがあるかと思います。
・床に敷いたタオルの上
・メッシュのついたトイレトレー上
・トイレシートの上
・ツルッとした床の上
・洗って繰り返し使えるトイレシートの上
・細くした新聞紙や広告の上
これまで出会った方々のお話をまとめると、こういったものがトイレの場所になっていることが多いです。
これらの中で使用率が特に多いと感じるのは、トイレシートです。
排泄したあとの処分が楽ですもんね。
そして、シートでできるようになっていると、外出先やお散歩に出られない時なども、シートさえあればトイレができるとなると、かなり安心感があります。
また、飼い主さんもトイレシートを使用したいと考えていらっしゃる方がとても多いのも傾向としてあるように感じます。
ただ、
ビリビリにしてしまう
滑ってしまう
などなど、シートを採用したいのに、敷いておけないというお悩みもよく聞きます。
メッシュのついたトイレトレイはありますが、こちらはシートの感触を感じにくいので、いくらシートの上に敷いているとはいえ、メッシュの感触が足裏に伝わっているため、全く別物という感覚のはずです。
ポイントとなる足裏をもっと犬目線で掘り下げたいですよね。
無理のないルール作りにはわかりやすさが大事!
PECOLO Toilet Tray Regular
PECOLO Paper Holder
PECOLO Food Stand S-tall ※全てShadow Grey
そこで、PECOLOのトイレトレイのように、一般的によくあるシートの上に乗せるメッシュがなく、ダイレクトにシートの感触が足裏で感じられるようなものだと、これまでのトイレの環境に近い状況を再現できて、わかりやすさに差が出るはずです。
人側の意見ですが、「シートを敷くといかにもトイレという感じがするのだけが悩み」、というお話も聞くのですが、シートそのままより、両サイドのおもしのデザインによっていかにもシートが敷いてあるような感じがなく、お部屋全体の雰囲気を変えないで済むのは嬉しいですね。
環境を整えることから始めよう
PECOLO Toilet Tray Regular
PECOLO Paper Holder
PECOLO Food Stand S High tall ※全てSoft Taupe
まず、「成功」とはどういうことなのかを改めて考えることから始めたいです。
そして、「失敗」を経験させないための工夫もたくさん考えたいですね。
成功体験を積むためには、行動範囲をいきなり広くせず、ある程度に区切っておくのも「成功」を経験できる方法の1つです。
「失敗」できない状況を設定することがとても大切なポイントです。
最後に
今回は、パピーさんを前提でトイレトレーニングポイントの1つをご紹介しましたが、失敗ではなく成功をたくさん経験させてあげられる環境を私たちは用意したいですね。
※本ブログは、大切な家族が、いつまでも健康でいてほしい。そう願うすべての方にご提案しています。PECOLOのフードスタンドをはじめとするペットグッズのご紹介や、食事に関すること、その他にも暮らしをより豊かにする情報をご紹介しています。個人の考えや、個体差がありますのでご参考程度にご覧ください。
上原 愛裕美 ドッグトレーニングインストラクター D.I.N.G.O.認定インストラクター/FDET(タレント犬評価試験)ジャッジ/A.D.I.C.T PROスペシャリティ(クリッカートレーナー)/ TAG Teach Level1
犬多めですが・鳥・猫・うさぎ・ねずみなどのトレーニングを通して人道的かつ科学的なフェアトレーニングとは?と常に考えながら、動物も人も楽しんで取り組めるような情報と方法をお伝えしています。
また、犬を迎える前に知っておくだけでその後の暮らしに備えられ、犬の魅力をより味わえるような内容をお伝えするプレオーナークラスにも力を入れています。
Comments